「カチエックス(KATIX)のトラブル」と聞くと、
- トラブルが多いサービスなの?
- なんでトラブルになるの?
- 実際にトラブルになった事例はあるの?
など、気になる方は一定数いるかと思います。

しかし、私が知りうる限りカチエックスのトラブル事例は見たこともないし聞いたこともないです。
むしろ、カチエックスは利用ユーザーの評価が高く「満足度92%」という実績もあります。
ただし、利用方法を間違えるとトラブルになる可能性は0ではないと思います。この記事ではカチエックスでトラブルに発展するかもしれない要素を解説していきます。



これからカチエックスを利用しようと思っている方にとっては、覚えておいて損のない情報なので是非チェックしておきましょう。
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カチエックスでトラブルを避ける為の心得


前提として、実直に利用することが大事です。
カチエックスをはじめとする買取サービスでは、バイクの状態に関する正確な情報提供が求められます。
例えば、「わずかにでも買取価格を引き上げたい」という思いから、故障箇所があるにも関わらず、それを隠したり、走行距離を少なく偽って申告するような行為は絶対に避けるべきです。このような虚偽の情報提供は、後にトラブルになりかねない行為なので避けましょう。
加えて、バイクの査定申込みを行う前に、自身のバイクの状態を正確に把握し、必要に応じて整備記録や修理歴などの資料を準備しておくことも重要です。こうした準備をすることで、買取業者との間で意見の相違が生じた際にも、スムーズに解決へと導くことができます。



カチエックスでのバイク買取を利用する際には、正確な情報を提供することが、トラブルを避ける上での鍵となります。
カチエックスのトラブルについての質問を紹介
Yahoo!知恵袋の質問で「カチエックスでトラブルの話は聞きますか?」という質問があったので、紹介していきます。
質問「トラブルの話は聞きますか?」


カチエックスと別の大手買取業者に査定を出したのですが「カチエックス43万円」、「他社21万円」という結果でした。なぜここまで価格に差が出るのか、カチエックスではトラブルはあったりしますか?
回答「一切トラブルはない」


私もカチエックスでバイクを売却しましたが、「店舗持込査定で25万円」、「カチエックスで50万円」という結果でした。入金もしっかり行われトラブルは全くなく取引が完了しました。


サービス名称がアップス(旧名称)の時から4台売却してきましたが、一切トラブルは無かったです。価格が高くなるのはオークション形式で競合いが起こるからです。



回答者はカチエックスを実際に利用しているユーザーですが、一度もトラブルになったことは無いと発言されています。
もしカチエックスでトラブルになるとしたら、度を超えた相当悪質な利用方法を行わない限りありえないでしょう。
コレを知らなかったらカチエックスでトラブルになるかも!


カチエックスの利用規約によると、バイクの査定時と実車確認時に情報に不一致があった場合、
- 買取業者は出品者に対して損害賠償請求できる
- 契約解除手数料・陸送費用など出品者負担
と、明記されています。



具体的にどういった利用規約なのか見ていきましょう!
買取業者は損害賠償請求できる権利を持っている
カチエックスの利用規約には、バイクの査定時と実車確認時に大きな不一致が発覚した場合、落札者側である買取業者は出品者に損害賠償請求できる、との記載があります。



利用規約を確認してみましょう!
第13条 (対象バイク・自動車の状態が出品前の調査結果と異なる場合の措置)
出品者は、下記のいずれかに該当する場合は、落札者から対象バイク・自動車についての売買契約を解除されることや、損害賠償請求をされることを予め承諾するものとします。
KATIX
- 実際の対象バイク・自動車の状態が異なっていた場合
- 対象バイク・自動車に明らかな不具合が発見された場合
- 対象バイク・自動車に関して、何らかの偽装、虚偽報告等があった場合
- 前各号に定める他、落札者より対象バイク・自動車の売買契約を解除することがやむを得ないと判断される場合
「損害賠償請求」と聞くと怖く感じるかもしれませんが、よっぽどのことが無い限り法的措置はとってこないでしょう。
損害賠償請求する側の立場で考えると、訴訟を起こしたところで金銭的にマイナスになることが大半です。



この記事で紹介した理由は「最悪の場合、損害賠償請求されますよ」という事を伝えたかったので、これからカチエックスの利用を考えている方は頭の片隅に入れておきましょう!
契約解除手数料・陸送運賃手数料を負担
カチエックスでは売買成立後の出品者都合によるキャンセルは原則禁止されています。
ただし、売買契約成立後に落札者都合また出品者都合でキャンセルとなった場合には下記の手数料が発生します。
- 契約解除手数料
- 陸送費用・振込手数料



カチエックスの利用規約を見てみましょう!
第14条 (売買契約成立後の契約解除)
落札者と出品者との対象バイク・自動車の売買契約解除の理由が第13条によるものである場合、当社は、契約解除手数料として金10,000円を出品者に請求することができるものとします。
KATIX
売買契約が前条に掲げる場合等の出品者側の事由により解除となった場合は、落札者は出品者に対して売買代金の返金請求(既に売買代金の支払を完了している場合)又は対象バイク・自動車の返品手続を行います。なお、当該手続に必要な経費(陸送費用、振込手数料等)については、出品者負担とします。
要約すると、以下になります。
バイクや自動車の売買契約が成立した後に契約を解除する場合、出品者には契約解除手数料として10,000円が請求される可能性があるのと、陸送費用や振込手数料などの経費が出品者負担となることが規定されています。
これは、対象バイクの状態が出品前の調査結果と異なる、不具合が発見された、偽装や虚偽報告があった場合や、出品者側の事由により契約解除が行われる場合に適用されます。



後々トラブルに発展しないように、バイクの正確な情報を共有するようにしましょう!
カチエックスでトラブルになりやすいバイクの状態6選「現地でのキャンセル要因になるかも」


カチエックスバイク買取サービスを利用するにあたって、トラブルになりやすいバイクの状態について6選ピックアップしたので紹介していきます。
- 車体番号の不正打刻や明確に見えない
- エンジンに異音や不調がある
- フレームの傷、錆、凹みの損傷が激しい
- タンク内の錆やハンドルストッパーの破損が激しい
- オイルやクーラレントの漏れがある
- 外観の傷、錆、凹みがある
カチエックスではオークションにバイクを出品し、最高落札額に納得がいけば、売買契約を承諾するものとして取引が進行します。
その後の流れとして、買取業者が自宅まで来て、査定時の情報と実車の情報に大きな相違点が無いかの確認作業を行います。この際に、申告漏れや大きな不一致が発覚した場合は、買取業者側から一方的にキャンセル扱いの旨を伝えられます。



因みにこの時点では売買契約が成立していないのでキャンセル料は無料です。
バイクを売って臨時収入が入る寸前で、キャンセル扱いとなるとショックですよね。
こういったトラブルにならないように、出品時には下記の項目を意識して正確な情報を提出しましょう。
下記では、事後発覚によりトラブルになりやすい要素を紹介していきます。
車体番号の不正打刻や明確に見えない状態


カチエックスにおけるフレームに打刻されている車台番号の扱いは、取引の透明性と信頼性を確保するための重要な要素です。
車台番号は、その車両の「身分証明書」のようなものであり、車両の合法性、製造元、製造年等の重要な情報を示しています。



したがって、車体番号が不正に打刻されている場合や、鮮明に見えない状態の場合には、キャンセル扱いとなる場合があります。
エンジンに異音や不調がある状態


カチエックスでは、エンジン異音や不調は落札者がキャンセルを選択する理由の1つとなりえます。
これらの問題は、車両の基本的な性能や安全性に直接影響を及ぼし、修理に高額な費用が発生する可能性があるためです。
また、エンジンの問題は将来的な運用コストの増加や、予期せぬ故障のリスクを意味します。



そのためカチエックスではエンジンの異音・不調が発覚した場合はキャンセル扱いとなる場合があります。
フレームの傷、錆、凹みの損傷が激しい状態


バイクのフレームにキズ、錆び、凹みがある場合、その強度が低下し安全性に影響を及ぼすことがあります。
特に、フレームはバイクの骨組みとしての役割を果たしているため、その損傷は重大です。
さらに、錆びは時間が経つにつれて拡大し、後に修理が困難になる可能性があります。
これらの損傷はバイクの外観を悪化させ、その結果、バイクの価値を下げることにも繋がります。また、見た目が悪いと再販売時の価格にも影響し、買い手を見つけにくくなることがあります。



よって、フレームの傷、錆、凹みの損傷が激しい場合はキャンセル扱いとなる場合があります。
タンク内の錆やハンドルストッパーの破損が激しい状態


タンク内の錆びとハンドルストッパーの破損は、バイクの性能や安全性に重大な影響を与えるデメリットがあります。
タンク内の錆びは燃料系統に悪影響を及ぼし、エンジンの性能不良や故障の原因となることがあります。
これは、錆びが燃料と共にエンジン内へと運ばれ、燃料噴射システムや燃料フィルターを詰まらせる可能性があるためです。
一方で、ハンドルストッパーの破損は、ハンドルの動きが過剰になり、制御が難しくなることで、乗り手の安全を脅かします。
特に、急な操作時や事故発生時において、バイクの操縦性が大きく低下することがあります。これらの問題は、修理や交換による追加費用の発生だけでなく、事故によるさらなる損害のリスクも高めるため、注意が必要です。



よって、タンク内の錆やハンドルストッパーの破損が激しい場合はキャンセル扱いとなる場合があります。
オイルやクーラレントの漏れがある状態


オイルやクーラントの漏れは、車両の性能と安全性に悪影響を及ぼします。オイル漏れはエンジンや機械部品の潤滑不足を引き起こし、摩耗や故障の原因となり得ます。
特に、エンジン内部の過度の摩耗は、修理費用が高額になる重大な故障に繋がることがあります。
一方、クーラントの漏れは、エンジンの過熱を招き、冷却システムの効率低下や最悪の場合、エンジンのシーズ(焼き付き)を引き起こす可能性があります。



上記の理由からオイル・クーラレント漏れがある状態ではキャンセル扱いとなる場合があります。
外観の傷、錆、凹み


バイクの外装に割れ、キズ、錆び、凹みがあると、まず見た目の美しさが損なわれ、バイクの全体的な印象が低下します。
これは再販売時の価値を直接的に下げる要因となり得ます。外装の損傷はまた、バイクの保護機能を弱め、水や汚れが内部に侵入しやすくなるため、さらなる錆びや部品の損傷を引き起こす可能性があります。



よって、外観の傷や錆や凹みはキャンセル扱いとなる場合があります。
普通に利用すればトラブルは皆無!不安な点があれば担当スタッフに相談しましょう!
カチエックスを利用する際には、損害賠償請求や落札者による一方的なキャンセルのリスクがあると聞くと、不安に感じる方もいるかもしれません。しかし、この記事を通じてご紹介したように、正直かつ正確な情報を提供し、サービスの利用規約を遵守していれば、そういったトラブルに巻き込まれる可能性は非常に低いです。
実際、カチエックスは利用者からの満足度が高く、多くのユーザーが問題なく利用しています。トラブルを避けるためには、バイクの状態を正確に把握し、申告することが重要です。また、不安がある場合はカチエックスのサポートに相談することも一つの手段です。



カチエックスをフル活用して、バイクライフをより豊かにしていきましょう。
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